オープンソースを活用した高性能・低価格サーバを構築

DHCPサーバ

DHCP (Dynamic Host Configuration Protocol) は、多くの OS で実装されて来ており、ネットワーク時代には大変有効なサービスの一つとなっています。DHCP を実装した NAT ルーターやプロバイダーをご利用の方はご存知だと思いますが、コンピューターに面倒な設定をしなくても簡単にネットワークに接続できる機能を提供します。
では DHCP サーバーを導入することでどのようなメリットが出て来るでしょうか。まず、会議室などに導入することで、いつも使用しているそれぞれのコンピュータを持ち込み、すぐにネットワーク接続できるようになります。会議資料の配付、プレゼンテーションファイルの配付、会議室から自身のメールソフトを利用した電子メール閲覧、Web ページアクセスなどが可能になり、ビジネスをストップさせること無く会議が進行できる他、部下への指示、会議に参加していない者からの意見、取引先へのオファー、紙媒体資料の削減が可能になります。
次に、取引先の相手にも DHCP サーバーを開放することが考えられます。自社内の利益のみならず、取引先の相手が自社を訪問してくださる場合、やはりネットワーク接続が困難になり、先方の取り引き機会を失わせることも考えられます。また、インターネットを利用することにより持参していない資料を取り寄せて頂くこともあるかも知れません。ネットワークが普及した今日では相手先のネットワーク利用を考慮した体制も有効です。

DHCP サーバ動作


DHCPサーバ動作

端末台数が増加するとそのネットワーク設定を管理者によって手作業にて実施する場合には作業コストが膨大になってしまいます。端末障害による再設定、端末の移動に伴うネットワーク設定変更、機器メンテナンスに伴うG/W変更などネットワーク設定が運用に伴って変更になる場合もあります。
DHCPサーバを導入することでこのような煩わしさから解放されます。また、MACアドレス登録による付与アドレスの制限を活用したサーバリソースへのアクセス制限やIPアドレス管理などにも有効です。

ネットワークセグメントを超えたDHCP利用の際にはDHCPリレーエージェント設定なども実施しております。

導入の流れ


1. 設置場所の選定
2. ファイアーウォールの導入 ・DHCPリレーエージェント設定
3. ログ管理方針の決定
4. 冗長化構成の検討
5. MACアドレス管理方針の決定

当社では FreeBSDサーバ、Linuxサーバ、Windowsサーバに基づいた DHCP サーバーの構築を賜わっております。ネットワーク規模の巨大化、セキュリティーポリシーの複雑化、ネットワーク構築との連係導入など、お客様での設定が困難な場合に管理者様のスキルに合わせてサーバOSを選定ください。

アプリケーション


ISC-DHCP Server
Windows DHCP Server

対応OS


  • FreeBSD
    FreeBSD 5.x、FreeBSD 6.x
  • Linux
    RedHat Enterprise Linux、Fedora Core、OpenSUSE、CentOS、Ubuntu
  • Windows
    Windows 2003 Server



パートナー



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